3/18(土)に、東川町内の留学生を対象とした「旭岳山麓スノーシュー体験ツアー」を開催しました。
スノーシューを使って旭岳温泉の原生林を体感し、源泉かけ流しも味わえる留学生限定ツアーです。
町内は融雪が進んでいますが、旭岳温泉は別世界。しっかりまだ降雪があり冬靴や防寒服が必要です。
参加者はスノーシューが未経験、温泉自体も未体験の方もおり、大雪山国立公園を満喫して
東川町をアピールしてもらうプログラムです。
クロスカントリーコースは圧雪されており初体験でもスノーシューは歩きやすいです。
しかし3月に入ると高温が続いたため、新雪の下は硬い雪となり傾斜面では滑りやすく注意が必要です。
時折、コース横の樹々の上に残った雪の塊があり凍って重たい為、頭上も特に気を付けなければなりません。
野鳥の声(ヒガラやシジュウカラの鳴き声を聞くも姿は見えず)に立ち止まったり、エゾユキウサギやキツネの足跡を見つけては写真に収めます。
地熱や温泉により凍結しないカモ沼やワサビ沼に到着です。1時間も歩くと汗も出て帽子や手袋も外すほど当日は暖かく感じられました。
しかし、強い風が吹き始めたり急に曇ったりすると、開閉しやすい防寒服は体温調節にとても重要になります。
旭岳近辺の天候は急変しやすいので、天気予報では移動する場所の「気温・風速・雲の流れ」を事前に調べる事が大切です。
樹齢300年以上はある大人二人が手を広げる大木のアカエゾマツから、森の鼓動と香りを体感します。
午後は旭岳温泉を体験し、留学生はこの時期にしか味わえない原生林の醍醐味と大自然を満喫する事が出来ました。
クロスカントリーコースへお越しの際は、急な斜面や頭上の雪、強風時の視界に十分ご注意下さい。