2月4日(日)に【あさひだけ冬季イベント】雪洞づくり体験を開催しました。
当日は前日から気温も急遽下がり、マイナス20℃を下回る大寒波が襲った日でしたが、
このような天気の悪いときこそ、雪洞の威力が体験できるチャンスです。
フィールドに出る前に講師の塩谷さんに雪洞の仕組みや楽しみ方について学びました。
前回作ったイグルーづくりに比べて、雪洞に特別な技術は要りませんが、
積雪2m以上の傾斜面が必要なので、旭岳のように雪の多い山ではないと作れる場所が限られているそうです。
雪洞の目的と人数を考えながら、入口の部分を掘りました。
斜度があるところで雪洞を作ると堀った雪を捨てやすく、時間の短縮もできるそうです。
入口は完成後、雪のブロックやツェルトで塞いで、冷たい風が流れ込まないようにするので、ギリギリ通れるぐらい小さく作りました。
塩谷さんのアドバイスを聞きながらだんだん奥の天井や壁を掘り出していきました。
完成した雪洞の中での記念撮影です。
まだ入口を閉めてない状態ですが、外の気温-15~-18℃と比べたら、中の気温は0℃前後、風を遮ることができて非常に暖かいと思いました。
入口に雪のブロックを少し積み上げてより暖かくなった雪洞の中で塩谷さんのビバークの経験談を聞いていたら、
あっという間に終了時間になりました。
講師の塩谷さん、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。