3月に入り気温が上がるとともに、見かけることが出来る野鳥や動物の種類が増えてきました。
野鳥は、厳冬期でも見られるヒガラ・コガラ・マヒワの他にも最近では、ウソ・シマエナガ・ツグミ・ミヤマカケス・ホシガラス・コゲラ・アカゲラ・クマゲラなども確認することが出来ます。
一部を写真でご紹介…
ヒガラ
配色がシジュウカラに似ている。シジュウカラはネクタイのような黒い帯状の線が入る。
コゲラ
日本で見られるキツツキの中では最小。世界的には珍しい鳥で、日本周辺の東アジア地域でのみ生息するようです。
マヒワ
オスは鮮やかな黄色が特徴的。メスは黄色が薄くアオジと見間違えることもある。スズメより小さい。
シマエナガ
漢字で書くと「島柄長」…「島」は北海道という意味、「柄長」は柄杓の柄のような長い尻尾ことから。
ウソ(左:メス 右:オス)
鳴き声は口笛のように聞こえる。和名の「ウソ」は口笛を意味する古語の「うそ」から来ている。嘘つきの「うそ」ではない。
アカゲラ
写真はアカゲラのメス。オスは後頭部が赤い。オオアカゲラも生息する。両者は大きさ、頭、腹、背中の特徴で見分けることが出来る。
クロカンコースの動物は、エゾリス・エゾユキウサギ・キタキツネの足跡は毎日見ることが出来ますが、その姿を見かけることは多くありません。
上記の3種類の中では発見しやすいエゾリスの特徴をご紹介します。
エゾリスは冬眠せず1年中活動します。
マツの木の下に松ぼっくりが散らかっていた場合は、その木にエゾリスが良く来ているかもしれません。
エゾリスが松ぼっくりを食べた後は写真のような残骸が残ります。
この食痕の見た目から、森のエビフライなどと呼ばれることもあります。
エゾリスは尻尾まで含めると体調が40cmほどあり、雪の上にいた場合は発見しやすいです。
上の写真の時、足跡は次のようになります。
後ろの小さい跡が前足、前の大きい跡が後ろ足
手袋を置いて比較しました。
一歩で30~40cmほどあるのがわかります。
掲載以外の野鳥や動物を発見した際には、ぜひスタッフまでお声がけください!