クローバー形の足あと
2022.04.26 Tue 13:43:55
クローバー形の足あと

雪が締まり歩きやすくなってきています。

旭岳ビジターセンターの周辺では、湿地でミズバショウやリュウキンカが咲き始め、夏鳥の数も増えてきました。

 

雪の上に四ッ葉のクローバーのような足あとがありました。

前後の足あとをたどると、エゾクロテンなどイタチ系の動物のようです。
ふつう、テンの仲間が駆けたあと下のようになります。

前足後足を瞬間的に踏みかえてジャンプし、たいてい前後の足あとがキレイに重なっています。

どうやら一瞬、足並みが乱れたようです。

旭岳温泉周辺の雪上では、他にウサギやキツネ、エゾリス、ネズミなどの足あとを見ることがあります。積雪期のエコツアーやしぜんかんさつ会では、足あとの見分け方も話題のひとつです。

 

融雪が進むこの時期は踏抜きにも十分ご注意ください。

特に人工物(側溝や、橋・木道の脇など)のところに大きな空洞が隠れていることがあります。

厳冬期に通れたところも↑のように危険な落とし穴が出来ていることがあります。

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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