7:30現在、旭岳ビジターセンター付近では弱い雨が降りだしています。
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□昨日20日はかなり強い雨が降り続きましたが、一昨日ご紹介したのとは別の、一部の情報だけ見た方には、雨など降らない、登山好適の天気、と思われた方もいたようです。
□しかし、みなさんご存知のように、平地よりも不安定で激しい山の天気ですから、簡単な判定に頼らず、ぜひ複数の情報と見比べてみてください。その際、気象データのおおもとである気象庁の予報・概況を見逃さないことが大事だと思います。
↑SCWも午後の雨を予測。
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↑windyも午後は雨つぶのアイコンですね。
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….↓こちらからは、雨や雷の気配が感じられませんが…;;
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□雷雨の可能性があるような、大気が不安定な状態は、急な豪雨や突風もつきもの。視界も激変します。視界が無く強風にさらされる状況では、道迷いが起きやすくなります。
□大雪山の遭難事故で最も多いのは道迷いです。”登山には登山に適した地形図とコンパスの携行は必須”が常識になって欲しいものです。というのは、GPSはたいへん便利で見やすい道具ですが、あくまで電池が十分あって正しく使えての話です。GPSを所持していながら道に迷う遭難は、ここ旭岳でも多発していることをお忘れなく登山を楽しんでください。