今日は朝から快晴でした。
ビジターセンターの温度計は11:45時点で0℃を示しており、昨晩からの最低気温は-8℃と、この時期にしてはそれなりに冷え込んだようです。
上空に雲が無い朝晩などは、地表面の熱が空に向かって放出されて冷え込む「放射冷却」と呼ばれる現象が起きます。
北海道の冬では、快晴の朝に「今日はシバれるね」といった道産子たちの会話がよく聞かれます。
昨日は、ロープウェイ山麓駅の裏に広がる勇駒別湿原の様子を見に行ってきました。
温泉や地熱の高い場所は雪が溶けて、湿原の植物たちが顔を出しています。
早い場所ではミズバショウの芽、エゾノリュウキンカの蕾、フキノトウなどが見られましたが、全体としてはまだ数える程度です。
散策される方は、踏んでしまわないようご注意ください。
また、沢と交差する部分などはスノーブリッジになっており、唐突に踏み抜いてしまう恐れがあるのでお気をつけください。
所変わって、こちらはクロカンコースのロータリー付近。
近くに佇むアカエゾマツの樹をふと見上げると、枝にフクロウが止まっていました。
暫し見つめ合いました。
お休みのところ失礼しました。
標高1,100m前後のこの辺りにも、フクロウはいるんですか?といったご質問をよく受けます。
冬の黄昏時には温泉街の道路脇で見かけることがありますし、3月初~中旬頃は夜の森で鳴き声が聞こえることもあります。
運が良ければ出会えるかも??
ビジターセンター
髙橋