道内気象台では積雪深0cmが発表される地域が続々と増えてきているこの頃ですが、東川町内から旭岳までの路面状況はご覧の通りです。
今冬は暖冬少雪で旭岳温泉でもかなりハイペースで雪解けが進んでいますが、冷え込む朝晩の時間帯や日陰部分などは路面が凍結しており、ところによりブラックアイスバーン状態になっています。
毎年今時期になると増えてくる路面状況に関するお問合せには、参考までに「ここで働いているスタッフは、5月の大型連休明けくらいまではスタッドレスタイヤで通勤してますよ」とお答えしていますが・・・今年はどうなるでしょうね。
リアルタイムな情報は、当センターまでどうぞお気軽にお問合せください。
同じくこの時期に気になるのがヒグマの起床状況ですが、昨日、温泉街より道道を約7km下ったガマ岩付近で大きな足跡を発見したので見に行きました。
指や爪の跡がないストレートな足型から、どうやら人間のようでした。
ですが、旭岳温泉街では例年だと4月中頃に移動してくるエゾシカがもう目撃されていますし、ヒグマも今年は早起きかもしれません。
ちなみに、ガマ岩周辺は夏道がないので探検するなら雪のある今時期がチャンスです。
ガマ岩を含むこの辺りに露出している岩塊は溶岩でできており、旭岳の大規模な火山活動を窺い知ることができます。
湧駒別川沿いを上流側へ800mほどのところに、旧旭岳フィッシングセンター跡地があります。
トドマツと思しき樹が、キノコまみれになって立ち枯れています。幹の裂け目に沿って、キノコが一直線に並んでいます。
※ヒグマとのエンカウントや道迷い等のリスクがあるので、不慣れな人は経験者に同行してもらいましょう。