12月17日(火)に遭難対策協議会(以下、遭対協)メンバーを対象とした、雪崩サーチ&レスキュー講習会を
旭岳ビジターセンターで開催しました。
講師にガイドの中川伸也さんをお迎えして、午前中は座学、午後からは座学を踏まえた上で実践的な講習に入ります。
遭対協メンバーで雪には慣れていらっしゃる皆さん。さすが動きもスムーズです。
参加者の動きを見て、適宜中川さんよりアドバイスをいただきます。
雪崩トランシーバー、プローブを用いての遭難者の捜索から、遭難者を掘り出すシャベリングまで1日かけての濃厚な内容でした。この日は天候も穏やかで気温も高く屋外でも過ごしやすい1日でしたが、初めて参加させていただいた私にとっては講習とはいえハードな内容、実際の雪山捜索は想像を超える過酷さだと思いました・・・
私自身、座学で理解したつもりでも実際のフィールドに出ると実践できていない事が多々ありましたが、
知識として吸収しておく事で万が一の事態の際に初動対応に差が出ると感じました。
講習で得た知識を今後もブラッシュアップしていきます。
もちろん遭難者が出ずに、実践する機会がないのが一番ですが・・・
参加者の皆様、中川さん、ありがとうございました!