8月5日、旭川市の旭山動物園で「第55回大雪山十勝岳愛護少年団交歓会」を開催しました。
この交歓会は、大雪山国立公園の自然を守る心を育むとともに、自然愛護の大切さを広め、
愛護少年団員同士の親睦と交流を深めることを目的に、毎年開催しています。
今回は、東川町と美瑛町の愛護少年団員が一堂に集まり、旭山動物園で活動しました。
【班に分かれて動物を観察】
当日は、東川町と美瑛町の団員が混ざるように班を編成し、班ごとに園内を見学しました。
大雪山国立公園に生息する動物を中心に、動物の体の特徴や行動、食べ物、暮らしている環境などに注目しながら観察。
気づいたことや疑問に思ったことを班の仲間と話し合ったり、スケッチブックにメモやスケッチをしたりしながら、それぞれの動物について学びました。
活動の始めは少し緊張した様子も見られましたが、一緒に動物を観察する中で徐々に会話が増え、両町の団員が交流を深める様子が見られました。
【飼育員さんから学ぶエゾヒグマ】
エゾヒグマについては、旭山動物園の飼育員、佐賀真一さんから解説をしていただきました。
頭骨標本や糞のサンプルなどを実際に見ながら、ヒグマの体の特徴や食べ物について学びました。また、実際にヒグマへ給餌する様子を観察しながら、鋭いツメや強い体、優れた嗅覚などについて詳しく解説していただきました。
【シマフクロウの生態と保護について】
シマフクロウについても、飼育員の大内章広さんから解説をしていただきました。
翼の標本などを用いて、シマフクロウの体の特徴や生態について学んだほか、現在の生息数や個体数が減少した背景、保護に向けた取り組みについてもお話しいただきました。
普段なかなか見ることのできない標本を実際に観察しながら話を聞くことで、シマフクロウについて理解を深める機会となりました。
【暑さの中でも元気に活動】
当日は気温が高く、午後には31℃まで上がりました。そのため、活動前の経口補水液の配布や午後の塩飴の配布、休憩と水分補給の声掛けなど、熱中症対策を行いながら活動しました。
幸い、体調を崩す団員もなく、最後まで元気に活動を終えることができました。
今回の交歓会では、普段とは異なる仲間と一緒に活動することで交流を深めるとともに、動物の観察や飼育員さんの解説を通して、大雪山に生息する野生動物について楽しく学ぶことができました。
これからも愛護少年団の活動を通して、身近な自然や大雪山の自然に関心を持ち、自然を大切にする心を育んでいきます!