12月12日(土)に雪崩事故防止講習会を旭岳ビジターセンターで開催いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、遭難救助対策協議会のメンバーを対象として、行われた今回の講習会は
講師に公益社団法人日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム、Natures代表の中川伸也さんをお迎えして、
午前中は座学、 午後からは、旭岳ビジターセンター周りのフィールドで実習を行いました。
座学で、学んだシャベリング、トランシーバーの運用、プロービングを試してみました。
パウダースノーと呼ばれている旭岳の雪だが、だんだん積もると雪の重さは想像以上。
まだ12月の上旬ですが、一番浅いところでも深さは150㎝です。
トランシーバーでサーチ。
埋没者がいると想定して、捜索に入りました。
ご参加者みなさんが素晴らしいチームワークで、短時間で埋没者を掘り出してくれました。
トランシーバーやビーコンを持ってない場合、発見までもっと時間がかかります。
冬山の登山、バックカントリーを計画している方は、必ずトランシーバーをお持ちください。
入山前に、ビーコンチェックも忘れないでください。