【2/11クロカンコース情報】散策捗る時期

2021.02.12 Fri 13:46:15

2/12(金)本日の旭岳。

穏やかな晴天ですが、旭岳の山肌に雪煙が舞っている様子が温泉街から確認できました。
ロープウェイは強風により始発から運休していましたが、11時頃に再開しました。

昨日は、クロスカントリーコースの様子を見に行ってきました。

合宿オフシーズンの今時期は、スノーシューなどで静かな森歩きが楽しめます。

ビジターセンターから一番近い入口は、ホテルベアモンテさんの駐車場奥にあります。
昨年秋に、東川町愛護少年団がデザインした案内看板がありますが、今くらい積雪量が増えると、雪山の陰に隠れてしまっていますね。
ですが、圧雪されているコースの一部ですので道自体ははっきりしています。
ホテルの従業員用宿舎のある突き当りの方まで進んでみてください。

クロカンコースは旭岳におけるスノーシューのガイドツアーでも定番です。

歩かれる場合は、コース端にある2本の溝を踏まないようにご注意ください。
（クロカンスキー用の滑走溝です。）

入口から「わさび沼」へは、片道30～40分程度です。
この辺り一帯はアカエゾマツの森です。
樹木にとって育ちにくい環境である湿原にも、根を張るのが彼らです。
とはいえ、やはり条件が良くないためか小柄な樹が多く見えます。

アカエゾマツの枝が密生しています。
遠目から見ると何かの巣にも見えるこの状態は、てんぐ（天狗）巣病と呼ばれる樹木の病気です。

この樹は表面の樹皮も剥がれてしまって、アカエゾマツの名の通り赤茶けた木肌が露出しています。