観光・登山問わず連日たくさんの方が訪れ、ロープウェイを使わずに姿見まで…という方も少なくない時期ですが、温泉街から登山道に入ると以下の写真のように破損した木道+泥濘の道です。
登山口
1合目までのようす
早朝や雨天後などは笹や灌木の葉についた水滴で身体が濡れますし、泥濘や水たまりを避けては通れない場所もあります。
第一天女ヶ原(1合目)
今時期の天女ヶ原湿原では、エゾリンドウやミヤマアキノキリンソウなどが見られます。
姿見で多く見られるエゾオヤマリンドウは、このエゾリンドウの高山型とされています。
前者は茎の頂点にのみ花をつけることが多いですが、後者はこのように茎の途中の葉腋にも花をつけ、草丈もやや高めです。
長い樹林帯を抜け、見晴らしの良い湿原に出ると非常に爽快な気分になりますが、景色に見とれて足元がおろそかにならないようお気をつけください。
3合目あたりまで来ると視界が開けます。
タカネトウウチソウ
4合目付近で見られます。夏の終わりを感じさせる花のひとつです。
このような道ですので不慣れな方、登山装備のない方にはおすすめしていません。
スパッツ/長靴、レインウェアはもちろん、登山を想定した装備でご利用ください。