旭岳温泉から姿見に向かう”天女ヶ原湿原登山道”。
「ロープウェイ運休中のため、ここを歩いて上り下りしたいが…」というお問合せも多いのですが、下からの入り口辺りはこのような老朽化が進んだ木道です。左右の刈払いを旭岳自然保護監視員のメンバーが行って、この部分はかなりすっきりしたのですが…
このさきがたいへんです。
道がどこかまだ判りませんし、スキーコースはヤブが立ちあがってきています。雪を踏抜いたり枝をまたいだり、奮闘しなければなりません。
こうした部分が融雪進行とともに次第に上昇していきます。
(6月中下旬の姿見~裾合分岐も似たような状況が展開します。)
1合目、第一天女ヶ原です。ここから姿見まではどうやら雪がつながっているようですが、スキーコースBコースの跡をたどってしまうと、夏道はなく、ヤブに遮られてしまいます。
Aコース側(夏道)をたどるのが正解ですが、帰り道(下り)はしっかりナビゲーションできないと、たいへん時間も労力も掛かります。
天女ヶ原湿原登山道はこの時期、地理勘のある山慣れた方です。