8/10旭岳でのインターン日記~自然を守る仕事と学び~
2025.08.11 Mon 15:08:07
8/10旭岳でのインターン日記~自然を守る仕事と学び~

2025年8月10日(日)

 

こんにちは!

現在、東川町役場でインターンシップ中の東洋大学4年生・高橋珠桃です。
私は8月9日から11日までの3日間、旭岳ビジターセンターで業務を体験しています。

今回はその2日目の様子をご紹介します☆

 

◆大雪山自然学校のみなさんと一緒に

この日は、NPO法人大雪山自然学校の旭岳自然保全員みなさんと一緒に活動しました。
大雪山自然学校は、「人と自然が共生する持続可能で豊かな暮らし」を守るために、エコツアーや自然体験プログラム、子どもたちへの環境教育などを行い、次世代にその価値を伝えていく活動を続けています。
大雪山の自然を大切にしながら、利用者による環境保全の仕組みを構築している団体です。

 

◆姿見の池周辺をパトロール
午前中は、ロープウェイを降りた後に3時間ほどかけてパトロールしました。


訪れる方々が安全に楽しめるように、危険な行為がないかごみが落ちていないかを確認しながら歩きました。

 

また、遊歩道の安全点検も行いました。


歩道にある、ねじが飛び出していた箇所を打ち直す作業をしました。

小さなことのように思えるかもしれませんが、転倒やケガを防ぐためにはとても大切な作業です。

 

この日は昨日までの雨が上がり、すっきりと晴れていました。

そのおかげで、旭岳の山頂がくっきりと姿を見せてくれました!

感動的な光景です。

ちなみに拾ったゴミは、1つでした。訪れる方々のマナーの良さに心から感謝です。

 

◆石室の清掃も


登山者の避難小屋でもある「石室」の清掃も行いました。

 

◆旭岳についてのレクチャー

午後は、ロープウェイを降りてこれから姿見の池・旭岳に向かわれる方々に向けて、

大雪山国立公園旭岳に関する3分ほどのレクチャーを行いました。


コースや登山マナーについてお伝えする大切な時間です。

 

内容としては、

などなど….ほとんどのお客様が熱心に耳を傾けてくださり、説明にも真剣に反応していただけました。
観光だけでなく、自然の大切さ安全に楽しもうということを身をもって体感できました。

 

自然を守るための活動の一端に触れ、日々の見えない努力の大切さを実感した1日でした。

明日は、いよいよ最終日。
最後までしっかり学んで、東川町の自然の魅力をたくさん吸収したいと思います!

 

高橋珠桃

 

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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