ロープウェイ山麓駅付近の雪尺は、約2mを記録していました。
今日は、森の「長老」に会ってきました。
この辺りで一番大きいと言われる、アカエゾマツの巨木です。
知る人ぞ知る長老ですから、ビジターセンターの裏手から20~30分程度深雪をラッセルしていきます。
針葉樹の下は、雪をたっぷりと乗せた枝が屋根のように覆いかぶさり、さながら天然のテントです。
このような場所に、エゾライチョウの糞などが残されているのをたまに見かけます。
動物たちにとっても居心地が良いのでしょうね。
長老です。
3/7(日)は、東川町のベテランネイチャーガイド・塩谷秀和さんの案内で、このような森の自然とふれあいながら長老へ会いに行く雪遊びイベントを開催予定です。
お日にちが近くなりましたら、当ブログで募集開始いたします。乞うご期待。
ところ変わって、こちらは東川の町中。
冬の風物詩・キレンジャクが鈴なりです。
“キ”レンジャク、”ヒ”レンジャクといますが、尾の先が黄色いのが前者、赤いのが後者です。
写真に写っているのは全員前者のようですが、両者が混ざって100羽以上の群れを作ることもあるようですので、油断できません。
近くにあるナナカマドの木に、何かの種が糸を引いてぶら下がっていました。
レンジャク類が実を好むという「ヤドリギ」の種子かな、と思います。
ヤドリギは、他の樹木に根を張る寄生植物です。
その実が鳥に食べられ糞として出された後、粘液をまとった種子が他の木の枝や幹に付着して、子孫を増やす戦略だそうです。
東川の町中にも自然がいっぱいですね。