駅前のサクラ
2022.06.13 Mon 16:03:06
駅前のサクラ

山麓駅と駐車場をはさんだ向かいのチシマザクラ植栽地の樹々は、芽の動きが活発になってきています。
まだ、赤色を帯びたものはまだ見当たりませんが、このくらいまで開きかけた芽が増えてくると、まもなくピンクの色のものが出てきます。
明日明後日はかなり気温が上がりそうで、芽の動きも加速するのでは… 今週末、山の祈願祭の土曜か翌日日曜に少し開いている花があればイイですね。
(以前は入口にチシマザクラ植栽地を示す看板があって、駐車場からもすぐ分かったのですが、看板が無くなってしまい、手前のかん木をちょっとクグらないと判りづらいのでご注意ください。)

 


↑こちらは駅裏の木道沿いで今咲くチシマザクラ。

水温の高い湿地周りなので早めに咲きだしもう終盤に入っています。小高い展望台の近くです。


↑色あざやかなムラサキヤシオツツジも木道のところです。

↑展望台からの眺めは黄色や白の花の色より、緑の葉の色が勝ってきました。しかし木道の脇にいろいろちいさい花が咲いてきています。

 

↑ツマトリソウもそのひとつ。 ほんとうは縁(フチ)=端(ツマ)が色づいていて縁取りがあるから「ツマトリ」なのですが、この辺りでは隈取りありのツマオトリソウはあまり多くありません。(北海道ののショウジョウバカマは、本来なら名前の通りニホンザルの赤ら顔をしていてほしいのに、たいてい”青い”ことを思い出します。)

雪融け直後でまだ何も生えていないところもあります。灰色の枯れ草は去年繁ったアシ。これから木道の両脇では2mを越えるアシが伸びてきて来月には遠くの視界がすっかりさえぎられてしまいます。
しかし、秋めいてくるのはまだまだ先。これからも青や黄色の花が次々咲いていく駅裏(「勇駒別湿原」)の木道周りです。

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