駅裏湿地も春のきざし
2020.04.15 Wed 14:00:27
駅裏湿地も春のきざし

ロープウェイ駅裏の湿地、だいぶ雪解けが進んできました。
ミズバショウやリュウキンカのツボミが出ては、寒気や雪で茶色く傷んでいますが、今朝はまたエゾノリュウキンカの新しいツボミが黄色くなって開花の準備を進めています。

↓こちらは緑色の藻に見えますが、黒い点を包んだゼリー状のつぶつぶが見え、どうやら卵と藻の和え物のような状態になっている模様です。

↓ダケカンバの幼木と思しき幼木の芽も膨らんでいます。

※湿地に踏み入ると、リュウキンカやミズバショウの根が傷み衰退してしまいます。雪の上や木道からごらんください。

例年、撮影に夢中になる余り、雪の融けた湿地の泥沼に入って撮影している人がいます。ここのようにリュウキンカがひろびろと咲く場所はあまりありません。お互い注意し合って、植生を守っていきましょう。

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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