こんにちは。
平地でも雪が降り始めて、いよいよ冬の訪れを感じますね。
10月24日の姿見~山頂までの様子をお届けします。
※10月24日時点のものとお考えください。コンディションは日々変化していきます。
■気象状況
10/24 9:00時点
天候 晴
気温 -5℃
風速 6m/s
9:20のロープウェイで姿見に上がりました。
東川の町内は雲っていましたが、上がってくると山は快晴。
ロープウェイ搬器から見下ろす樹氷がとても綺麗です。
10分ほどで姿見駅に到着。駅前から旭岳が綺麗に見えています。
姿見駅をおりると、昨晩の降雪により散策路内にも新雪が広がっています。
今日は左周り(第1展望台を通って)で登山道に向かいます。
朝早い便だったのでまだ踏み跡が少ないですが、この後に人が歩くと道ができて、もう少し歩きやすくなります。
↓すり鉢池
↓第3展望台
夫婦池を越えて、姿見展望台に向かいます。
ここからいつも吹きだまりがすごい道です。この日のファーストトラック。
雪深いところは太腿くらいまであります。姿見駅までひたすらラッセルです。
姿見展望台に到着しました。
↓姿見の池
この先は登山道になるのでチェーンスパイクを装着しました。
ここからも雪深いですが、先行者の方がいたので踏み跡を歩かせていただきます。
登り始めで積雪深約70㎝程。
登山道の積雪も基本深いですが、薄い場所もあり小石が出ていたりして
こんな場面ではアイゼンは歩きにくいです。
快晴、無風で標高の高い場所の方が暑く、7合目を過ぎたあたりからジャケットを脱いで歩きました。
風のある姿見園地内の方がむしろ寒かったです。
山頂までの登山道にロープが張られてますが、写真のようにほぼ全て雪がついていて
一部埋もれてしまってる場所もあります。
↓9合目の標柱(9合目が見えるように掘りました)
山頂まであと少し、最後の急登です。
山頂に到着しました。山頂では少しガスがかかり、風も出てきてさすがに気温が下がりました。
↓山頂の標柱。ここも旭岳が見えるように掘りました。
雲がかかる予報になっていたので、予報通りの天候です。
撮影後はすみやかに下山しました。
姿見園地に到着。帰りは姿見展望台からまっすぐ姿見駅を目指します。
朝はここも新雪が溜まっていたと思いますが、歩きやすくなっていました。
それでも足元は滑るので注意が必要です。
姿見駅到着。
新雪の深雪だったので、チェーンスパイクでも問題なく歩けましたが
コンディションが変わればアイゼンが必要になります。
視界がよく気温が高く、この時期としてはすごくいいコンディションで登れました。
旭岳は雪山になっており、装備、経験、知識なしに入山するのは大変危険です。
降り始めのこの時期は、毎年事故や遭難に繋がりやすい時期でもあるので
くれぐれも無理のないようご自身の装備や経験、体力に見合った計画を立ててください。