10/24 姿見園地~旭岳登山道の様子
2025.10.25 Sat 13:25:42
10/24 姿見園地~旭岳登山道の様子

こんにちは。

平地でも雪が降り始めて、いよいよ冬の訪れを感じますね。

10月24日の姿見~山頂までの様子をお届けします。

※10月24日時点のものとお考えください。コンディションは日々変化していきます。

 

■気象状況

10/24 9:00時点

天候 晴

気温 -5℃

風速 6m/s

 

9:20のロープウェイで姿見に上がりました。

東川の町内は雲っていましたが、上がってくると山は快晴。

ロープウェイ搬器から見下ろす樹氷がとても綺麗です。

 

10分ほどで姿見駅に到着。駅前から旭岳が綺麗に見えています。

 

姿見駅をおりると、昨晩の降雪により散策路内にも新雪が広がっています。

今日は左周り(第1展望台を通って)で登山道に向かいます。

朝早い便だったのでまだ踏み跡が少ないですが、この後に人が歩くと道ができて、もう少し歩きやすくなります。

 

↓すり鉢池

 

↓第3展望台

 

夫婦池を越えて、姿見展望台に向かいます。

ここからいつも吹きだまりがすごい道です。この日のファーストトラック。

雪深いところは太腿くらいまであります。姿見駅までひたすらラッセルです。

  

 

姿見展望台に到着しました。

↓姿見の池

 

この先は登山道になるのでチェーンスパイクを装着しました。

ここからも雪深いですが、先行者の方がいたので踏み跡を歩かせていただきます。

登り始めで積雪深約70㎝程。

 

 

登山道の積雪も基本深いですが、薄い場所もあり小石が出ていたりして

こんな場面ではアイゼンは歩きにくいです。

 

快晴、無風で標高の高い場所の方が暑く、7合目を過ぎたあたりからジャケットを脱いで歩きました。

風のある姿見園地内の方がむしろ寒かったです。

 

山頂までの登山道にロープが張られてますが、写真のようにほぼ全て雪がついていて

一部埋もれてしまってる場所もあります。

 

↓9合目の標柱(9合目が見えるように掘りました)

 

山頂まであと少し、最後の急登です。

 

山頂に到着しました。山頂では少しガスがかかり、風も出てきてさすがに気温が下がりました。

↓山頂の標柱。ここも旭岳が見えるように掘りました。

 

雲がかかる予報になっていたので、予報通りの天候です。

撮影後はすみやかに下山しました。

 

姿見園地に到着。帰りは姿見展望台からまっすぐ姿見駅を目指します。

朝はここも新雪が溜まっていたと思いますが、歩きやすくなっていました。

それでも足元は滑るので注意が必要です。

 

姿見駅到着。

 

新雪の深雪だったので、チェーンスパイクでも問題なく歩けましたが

コンディションが変わればアイゼンが必要になります。

 

視界がよく気温が高く、この時期としてはすごくいいコンディションで登れました。

 

旭岳は雪山になっており、装備、経験、知識なしに入山するのは大変危険です。

降り始めのこの時期は、毎年事故や遭難に繋がりやすい時期でもあるので

くれぐれも無理のないようご自身の装備や経験、体力に見合った計画を立ててください。

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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