13時現在の気温はセンター前の温度計で-5℃。キレイな結晶が降っています。
クロカンコースのロータリーには右のようにまだ土がむき出しの部分もありますが、
スキーなどでが通る部分は雪が踏み固められた部分はまずまず安定しているようです。
雪はまだまだ薄く、小川の際などは30cmあるかどうか…
初冬を過ぎれば、ここから右に池塘群湿原やワサビ沼の脇を回るコースが圧雪され、現状の直進(初冬期コース)は新雪に埋もれていきます。
しかしここを右折した辺りは、この(→)ように、まだ木道やちいさな流れが埋まり切っていません。
池塘群湿原の看板も雪面の20cmほど下でした。
(この付近の木道上の積雪は5-60cm位でした。)
この付近にはハクサンシャクナゲが数株あって、7月頃に美しいピンク~クリーム色の花を咲かせます。
常緑のこの木は、幅4-5cmほどの光沢ある葉を細く丸め、寒い時期を過ごします。
ワサビ沼では、ハッとするほど鮮やかな緑が目に飛び込んできます。
真冬でも凍らない水面を求めて、ここやカモ沼には水鳥が飛来し暮らし始めています。
11月から12月半ばにかけては、長野・新潟・青森など雪の多い地方から多くの若いクロカン選手が懸命に練習しています。この時期クロカンコースをスノーシューなどで訪れる方はぜひ道をゆずってください。
・スケーティングでスノーシューを追い越す場合、スキーを走らせる幅が2mは必要です。
・クラシカルのために引かれた2本の溝も、踏まないようご注意ください。
・細い直線的なスキーはダウンヒルのコントロールが難しいので、複数で歩く場合は特に急坂では横に広がらないようにして、上から来るスキーヤーに十分注意しましょう。
旭岳の圧雪されたスキーコースでは、このクロカンコースでも、旭岳ロープウェイのアルペンスキーコースでも、散策者とスキーヤーが接触して大きな事故になったという話は、あまり聞かれません。しかし、”なんだか危ないなぁ”という光景は時々見かけます。
どちらもスキーのために圧雪されたコースであることと、スノーシューは新雪の上を歩くための道具であることに留意して、快適にお楽しみ頂きたいと思います。 (*)