本日12月11日から、旭岳ロープウェイは運行再開になりました。
(滑走道具の持ち込みはまだできません)
姿見駅周辺の状況をお伝えします。
出発時(9:13時点)の天候です。
天候:雪、視界不良、気温:-12℃、風速:10m/s
ロープウェイは20分おきに運行しています。
9:20便で姿見に上がります。かなりの視界不良です。
姿見駅着。ロープウェイ降り場はご覧の通りの視界で、風も強いです。
準備を整えて姿見駅前に出ます。
姿見駅一番乗りだった為、踏み跡がまったくついていません。
駅前はロープウェイスタッフの方が道を作ってくれていますが
それでも膝まで埋もれてしまいます。
上からの写真でわかりにくいですが、積雪は膝くらいまであります。
スノーシューを履いても埋もれてしまうほど雪深いです。
駅前でこれなので、姿見に出るともっと雪深いです。
姿見駅前から少しだけ歩きました。
視界不良で風も強く、長居できないです。
ロープウェイの駅付近は建物が目印になりますが、
山側を見ると真っ白で何も見えません。
(ロープウェイ駅前) (山側)
風が強く、肌が出ている目元付近は凍傷になりそうな凍てつく寒さです。
かなり過酷だったので、少しだけ駅前を歩いて戻りました。
下り便は少し視界がよくなっていました。
Dコース上。まだまだ藪が出ています。
山麓駅付近。
定番のポスト。
今日はロープウェイ再開初日で一番のりだった為
踏み跡もなくラッセルになりましたが、私がおりた後にも姿見に上がった方がおられたので、
踏み跡がつけばもう少し歩きやすくなると思います。
ですが、踏み跡があるからと言ってどこまでも行っていいわけではありません。
夏道は雪に埋もれているし、ロープも張っていません。
駅に着いた時に視界がよくても、天候が急変し視界不良になるケースは多く
冬の旭岳は遭難のリスクが格段に高まります。
風や雪が強い時は踏み跡が雪に埋もれてしまう事もあります。
視界不良時は駅の見える範囲で行動する、駅前だけを歩く
などご自身の安全を確保してください。
雪で遊びたい時は、姿見より視界も安定していて、風も弱い旭岳温泉街がおすすめです。