2月13日に初心者のための雪崩事故防止講習会、雪崩を学ぼう 「雪崩に遭わないために・助かるために」を開催しました。
本来であれば、雪崩サーチ&レスキュー講習会(AvSAR)は1日中、あるいは1泊2日かかる程の内容ですが、
今回は初心者向けの講習会として、講師の大西 人史さん(雪崩事故防止研究会)が知っておくべきの雪崩知識をご用意くださいました。
午前中は館内で座学を受けました。
雪崩が危ないことはみんな知っていると思いますが、経験した人は少ないでしょう。
イメージと事例写真を見ながら、雪崩の危険性を実感しながら、雪崩が起きる原因から、事故防止対策、救助方法を学びました。
午後からは実際に雪崩事故防止装備を試しながら、実技を行いました。
プローブを使用した捜索訓練、ビーコンを見ながら、各段階の捜索も体験してみました。
ビーコンとプローブで埋没者の位置が特定し、シャベリングを開始しました。初心者だとは思われない早いスピードでした。
以降行われたシミュレーションでも、最初からリーダーを決めて組織的な動きの素晴らしいチームワークを見せてくれました。
周りの人が雪崩に巻き込まれた場合、タイムリミットは、埋没から救出まで約15分、仲間や周りにいる人の役割はとても重要です。
誰にでも起こりうる災害、雪崩に対して知識と装備を持って雪山に入りましょう。
ご参加いただいた皆様、講師の大西さん、ありがとうございました。