旭岳温泉周辺の朝は雲がなく旭岳がはっきり見えていましたが、姿見駅周辺(標高1600m)では風速が18m/sでした。
強風の為、旭岳ロープウェイは10時発から運行が再開されました。
クロスカントリスキーコース(標高約1100m)では、風は穏やかで空の青さが強く感じられる快晴でした。
時折通り過ぎる薄い雲間から、彩雲が見られました。
彩雲とは、薄雲が太陽の前を通るとき、雲の端が虹のように赤・青・黄色に光って見える現象のことです。
コースを歩いていると、積雪が多い樹々の上にとても大きな塊が見えます。
やわらかそうに見えて、実はとても危険な氷の塊の可能性がありますので、頭上には充分ご注意ください。
コース上の看板を見ていると、その上にも雪の塊がありますので、
大きな樹々の下で長く立ち止まったり休憩したりすると危険ですので周りの安全を確認してから休みましょう。
ロータリー方面からカモ沼方面へ進むと、途中に小川や湿地があり雪の窪みが見受けられます。
コース外や窪みに近付くと踏み外しやすい為、絶対に近づかないようにしてください。
ロータリーからカモ沼方面へ。わさび沼手前では旭岳もきれいに眺望出来ました。
コース脇のエゾマツやアカエゾマツの枝に積もった雪面に、亀裂が入っている箇所がありました。
気温が高くなると落雪する恐れがありますので、近づかないようにしましょう。
ロータリー付近や白雲荘からの上り坂付近は、天気が良いと視界は開けて明るい日差しが心地よいです。
いよいよ今週末10日・11日には、旭岳ビジターセンターで「雪崩から身を守るためにinひがしかわ」を開催いたします。
雪崩や遭難から身を守る為に学べる参加費無料の講演会です。ぜひお友達や家族を誘ってお申込ください!