2/5時点の姿見駅周辺の状況をお伝えします。
出発時(12:40時点)の天候です。
天候:雪、視界不良、気温:-8℃、風速:10m/s
姿見駅周辺は風が強く、駅周辺の視界はありました。
しかし、旭岳方面を振り返るとほとんど何も見えません。強風と降雪で恐怖すら感じるほどです。
先日30m/s以上の強風があり、第一展望台付近ではベンチやロープ、ハイマツが一部見えていました。
駅から離れると、吹雪で午後1時でも視界は暗く圧雪コースの先は見通せません。
噴気孔方面では、所々で1m以上もの穴があったり、深雪の深みにはまったりするなど単独での歩行は大変危険です。
また噴気孔付近には、急な傾斜や地熱で岩石がむき出しになるなど、滑落や転倒する恐れがある為近づかないでください。
噴気孔から旭岳石室方面へ向かうと、さらに風が強くなり姿見の池や石室も見えません。
ようやく旭岳石室へ着くと、扉が開いていたせいか石室内に大量の雪が入っていました。
ここは緊急避難小屋です。扉は絶対に閉めてください。
また、ごみが散見されていました。ごみは必ずお持ち帰りください。
他の利用者が安全にご利用出来ますようご協力をお願いいたします。
石室を出て午後2時を過ぎると、さらに風と降雪が強くなりホワイトアウト状態になっていました。
姿見駅周辺の天気は大変急変しやすく、来た道や足跡が強風と積雪ですぐに消えてしまうこともあります。
石室から姿見駅方面は、すでに目視で確認することは出来ませんでした。
10m/s以上の強風により、サングラスをかけても視界や方角が確認出来なくなることもあります。
天候をよく確認し、雪山用の装備をお持ちでない方は、入山しないよう安全を最優先にしてください。