こんにちは。
5月23日に姿見の池周辺の散策路の一部を整備してきました。
整備の様子と姿見園地の状況をお届けします。
こちらがロープウェイ・姿見駅を降りて正面の看板です。
1m以上の積雪があるところがほとんどで、雪景色が広がっています。
そのため、この時期でも散策路は一部を除いて雪で隠れています。
歩く際は、20~50m置きに設置してあるピンクリボンがついた棒を目印に歩いてください。
特に視界が悪い時は、どこを歩いているのか見失いやすいので注意が必要です。
積雪がありつつも、散策路脇のハイマツや笹藪の近くは雪が解けやすく踏み抜きの危険性があるので、目印から大きく外れないように、足元にも気を配る必要があります。
ハイマツの葉にできた氷柱を見ると、旭岳はまだ冬並みの厳しい環境だということがわかります。
この日は、「第5展望台」と「夫婦池」付近にロープを設置しました。
ロープを設置した理由は、雪の下から出てきた植物を踏んでしまわないようにするためです。
雪が多い時期は、好きなところを歩くことができましたが、雪が解けてからは植物を守るためにも、植物の上を歩かないことが原則となります。
そのため、設置してあるロープ内を歩くようにお願いします。
夫婦池から第4展望台に続く階段も雪で埋まっており、踏み抜きや滑落の危険性があったため、ロープの設置などを行いました。
夫婦池の片方である「すり鉢池」は水面が大きく見える状況です。
【開花確認状況】
・ミネズオウ(写真あり)
・ショウジョウバカマ
【動物】
・エゾシマリス×1
【推奨装備】
・姿見の池周辺散策路:長靴や防水性のある靴
(スノーシューを装着して歩く際は、登山道・植生保護のため雪が解けている場所では外してください)
・5合目~旭岳山頂:アイゼンやピッケル