5月31日の自然探勝路の様子です。
勇駒別湿原(木道)・コマクサコース・高山植物園を巡回しました。
お昼ごろのビジターセンター周辺の気温は20℃くらい。
日差しがあると長袖一枚でも歩くと汗ばんできます。
エゾハルゼミの鳴き声が増えてきており、春の盛りが感じられるようになりました。
■勇駒別湿原
エゾノリュウキンカの花はまだ見頃ですが、やや終盤です。
花が散って果実をつけたものや、葉の緑が目立ってきました。
木道の脇にあるチシマザクラも見頃終盤です。
ロープウェイの駐車場奥のチシマザクラの開花はもう少し先になりそうです。
開花を確認した植物
エゾノリュウキンカ・ミズバショウ・オオバタネツケバナ・エゾエンゴサク・ミヤマエンレイソウ・シャク・エゾイチゲ
■コマクサコース
ところどころに残雪があり、雪に押しつぶされていた低木の枝がまだ横に広がっているため、
散策はおすすめできません。
コース沿いではエゾイチゲやスミレの仲間の開花が進んでいます。
キビタキが姿を見せてくれました。
■高山植物園
残雪はなくなりました。
ショウジョウバカマ・キバナシャクナゲの開花が進んでいます。
他にも、ミズバショウやエゾノリュウキンカもまだ見れます。
わずかにサンカヨウが開花していたり、
ツガザクラやエゾムラサキツツジのつぼみが成長していきています。
【注意】
大雪山旭岳ロープウェイ駐車場~天女ヶ原湿原登山口間にある橋につきまして、
老朽化のため穴があいている箇所がございます。
通行の際は足元に十分ご注意ください。