2025年6月21日(土)、旭岳は山開きでした。
それに合わせて、「第67回 旭岳山のまつり」が開催されました。
(主催:大雪山旭岳 山のまつり実行委員会/ひがしかわ観光協会)
まずは、旭岳ロープウェイ山麓駅付近にて、
「旭岳安全祈願祭」が執り行われ、夏山登山の安全を祈願しました。
その後、青少年野営場にて、
「第2回 清水敏一大雪山賞」の表彰式が行われました。
※清水敏一大雪山賞とは、
東川町が2023年に創設した、大雪山の振興と発展に貢献された個人・団体を表彰する賞です。
個人では、高澤光雄さん(札幌市在住)が受賞されました。
大雪山および北海道の山の文化・歴史についての執筆や講演活動が評価されての受賞です。
団体では、大雪山国立公園パークボランティア連絡会が受賞されました。
大雪山の自然保護活動、登山客へ安全で環境に配慮した登山方法を伝える啓蒙活動が評価されての受賞です。
続いて、羽衣太鼓保存会の皆さんによる、東川町の郷土芸能「羽衣太鼓」の演奏が披露されました。
迫力ある太鼓の音色が、旭岳山麓に響き渡ります。
後半は、タイマツ行進に続いて「ヌプリコロカムイノミ(山の神に祈る)」と題して、
アイヌ伝統の儀式や民謡・踊りが披露されました。
会場には、東川町近隣のキッチンカーによる出店もありました。
地元の食材を使った料理等が振舞われ、賑わいを見せておりました。
小雨が降り風も強く、厳しいコンディションでしたが、200名近くの方が訪れていました。
今シーズンも山への畏敬の念を忘れず、安全登山でお過ごしください。