旭岳姿見の池園地周辺はチングルマシーズンを迎えていますが、
標高1,100ⅿにも高山植物が楽しめるスポットがあること、ご存知でしょうか?
旭岳ビジターセンターから約200ⅿ離れたところにある勇駒別高山植物園では、約50種類の花々が植えられており、
姿見の池園地より1ヶ月ほど早く花が開花することで知られています。
今の時期、高山植物園で見られる代表的な花はエゾカンゾウ(エゾゼンテイカ)です。
属名のHemerocallisは、ラテン語のhemelos(日)とkallos(美しい)という意味から
「一日の美しさ」を意味しており、花が一日でしぼんでしまうことに由来しています。
(国土交通省北海道開発局の記事より抜粋)
エゾカンゾウは開花期間が非常に短く、今週火曜日(6/25)に咲き始めた花が
日曜日(6/30)にはしぼんでしまいます。
まだ高山植物園ではエゾカンゾウが見られるポイントがありますので、この時期ならではの花を見逃さないでください。
他にもエゾイソツツジ、アカモノ、イワツツジ、タカネトウウチソウなど7月~8月のお花が咲いています。
もしお天気が悪く山頂でゆっくりできなかったり、ハイキング後に少しお時間が余ったりした場合は、
勇駒別高山植物園にお足を運んでみるのはいかがでしょうか