6/8の見晴台・クマゲラコース、高山植物園の様子です。
※雨の後など湿っている場所では滑りやすい場合があります。
※特に見晴台コースは、急な上り下りや岩場があり、軽登山です。
また、散策する際は、トレッキングシューズや登山靴が推奨です。
■見晴台コースの状況
一部分に残雪があります。それ以外は夏道です。
倒木や橋が一部破損している箇所があります。
通行の際はご注意ください。
足元ではエゾイチゲ、頭上ではチシマザクラ・ムラサキヤシオツツジ・オオカメノキの花が見頃でした。
その他にも、ツバメオモト・ミツバオウレン・コウヨウラクツツジ・ヒメイチゲ・ミヤマスミレの花
また、チシマザサが開花していました。
ササは、およそ100年に一度開花して枯れ、数十年かけて再生するというサイクルがあります。
また地下茎でつながっているため、一斉に開花・枯死します。
ただ、未だに謎が多い生態のようです。
そのうちに葉が落ち、枯れたササが目立つところになっていることでしょう。
見晴らし台からは、木々の間から旭岳や忠別岳、トムラウシ山方面の眺望を楽しむことができます。
■クマゲラコース
すべて夏道です。
見晴台コースと同様に、エゾイチゲやツバメオモト、ミツバオウレン、ミヤマスミレが開花していました。
一部破損している橋があります。
通行の際は慎重にご通行ください。
■高山植物園
キバナシャクナゲやエゾノツガザクラ、チングルマ、ムラサキヤシオツツジが咲いています。
ショウジョウバカマ、エゾノリュウキンカ、ミズバショウの花は終わりかけです。
足元のお花を見ながら、森のなかをゆっくり散策するのもよい季節になってきました。