8月31日(日)の自然探勝路の様子です。
■コマクサコース・クマゲラコース・見晴台コース
草木の葉の色が淡くなって少しずつ紅葉し始め、秋を迎えています。
目線や頭上には、オガラバナやオオカメノキ、ミネカエデ、ナナカマド
足元では、イワツツジやクロウスゴ、マイヅルソウ、ツバメオモト、ゴゼンタチバナの紅葉や実が見られました。
ダイセツトリカブトの花はまだ咲いています。
※全草が有毒のため、触れないようにお気を付けください。
アキノキリンソウに不思議なコブがついていました。
実のように見えますが、「アキノキリンソウミタマバエ」という虫の幼虫が棲んでいるようです。
秋はキノコの季節でもあります。
3枚目の写真は、動物の糞にも見えますが、正体は腐ったきのこです。
■高山植物園
シラタマノキ、イワハゼ、ガンコウランが実をつけています。
エゾオヤマリンドウの花は終盤です。葉が紅葉し始めました。
キバナシャクナゲの葉が虫食い状態になっていました。
大雪山にはアサヒヒョウモンという蝶が生息しているのですが、
幼虫は、キバナシャクナゲの葉を食べて暮らします。
彼らの仕業なのでしょうか。
旭岳温泉街の自然探勝路でもヒグマの痕跡が見つかっています。
散策の際は、ヒグマ対策を行ってください。
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