8/31 自然探勝路の様子
2025.09.01 Mon 15:55:05
8/31 自然探勝路の様子

8月31日(日)の自然探勝路の様子です。

 

■コマクサコース・クマゲラコース・見晴台コース

草木の葉の色が淡くなって少しずつ紅葉し始め、秋を迎えています。

 

目線や頭上には、オガラバナやオオカメノキ、ミネカエデ、ナナカマド

    

 

 

足元では、イワツツジやクロウスゴ、マイヅルソウ、ツバメオモト、ゴゼンタチバナの紅葉や実が見られました。

    

 

  

 

ダイセツトリカブトの花はまだ咲いています。

※全草が有毒のため、触れないようにお気を付けください。

 

アキノキリンソウに不思議なコブがついていました。

実のように見えますが、「アキノキリンソウミタマバエ」という虫の幼虫が棲んでいるようです。

  

 

秋はキノコの季節でもあります。

3枚目の写真は、動物の糞にも見えますが、正体は腐ったきのこです。

    

 

■高山植物園

シラタマノキ、イワハゼ、ガンコウランが実をつけています。

   

 

エゾオヤマリンドウの花は終盤です。葉が紅葉し始めました。

  

 

キバナシャクナゲの葉が虫食い状態になっていました。

大雪山にはアサヒヒョウモンという蝶が生息しているのですが、

幼虫は、キバナシャクナゲの葉を食べて暮らします。

彼らの仕業なのでしょうか。

 

旭岳温泉街の自然探勝路でもヒグマの痕跡が見つかっています。

散策の際は、ヒグマ対策を行ってください。

●旭岳温泉街のヒグマ関連情報はこちら

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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