2月23日旭岳ビジターセンター駐車場前で旭岳冬季イベント「雪洞づくり」を開催しました。
雪山を登るときに必要なビバーク技術の一つ、雪洞づくりに挑戦してみました。
本日作るのは横穴式雪洞、雪洞を作りやすい場所の選択やコツなどを大雪山ネイチャーガイド、塩谷さんが教えてくれました。
先に入口部分を掘って、人が入れるようにスペースを確保しながら、中の雪も掘り出します。
掘りすぎると暖かい空気が外に逃げるところが多くなるので、気を付けてください。
この度は、たくさんの方々が参加してくれましたので、交代しながら、3つの雪洞を掘りました。
シャベルで掘るのはかなりハードワークですが、汗をかかないように、体を冷やさないようにしました。
順番を待ちたくない元気な子供たちは、下で別の雪洞を作り、雪洞上での雪遊びも楽しんでいました。
大人グループも掘る順番を待っている間に、雪のテーブルとベンチを作りました。
外気が−20℃を下回る寒さでも雪洞の内部は常に0℃前後を保たれると知られていますが、実際に作ってみた雪洞の中はどうでしょうか。
まだ入口が空いていますが、そんなに寒くないと思いました。
入口をツェルトなどをかぶせて、冷たい空気が入らないようにすると、より暖かくなるそうです。
先日イグルーを作る時と比べて、雪洞は喚起・採光の側面からはイグルーに至らないですが、時間もあまりかからなく、作りやすいのが利点でした。
とても有意義な時間になりました。ご参加いただいた皆様、講師の塩谷さん、ありがとうございます。