10/11 姿見園地の状況
2025.10.11 Sat 14:23:00
10/11 姿見園地の状況

去年より11日早い初冠雪が観測され、いよいよ冬山になりました。

9月にもさらっと降雪はありましたが、積雪量も少なく天候が悪かった為、初冠雪とはなりませんでした。

 

最後に9月の初冠雪が観測されたのは2020年の事です。

温暖化の影響でしょうか。それ以降9月にまとまった降雪はなく、年々雪が遅くなっています。

 

3連休で山へ来られるご予定の方もおられるかもしれませんね。

10/11時点の姿見園地内の様子をお届けします。

尚こちらに書いた情報は10月11日時点のものとお考えください。

この後はもういつ雪が降ってもおかしくないので、コンディションは日々変化していきます。

 

■気象状況

10/11 9:30時点

天候 晴

気温 -2℃

風速 8m/s

 

 

雲ひとつない晴天で、姿見園地内を歩かれてる観光客の方がたくさんおられます。

晴れてるとはいえ氷点下の気温で防寒対策は必須です。駅前の池は氷が張っていました。

 

■服装について(姿見園地内を散策される方を対象としています)

【防寒対策】

・ダウン、フリース、ジャケット、帽子、手袋

【日差しの対策】

・ツバのある帽子、サングラス

【足元】

・防水性のあるハイカットのスノーブーツや長靴推奨

(姿見駅、旭岳ビジターセンターでレンタル有・1足500円)

この日は場所によってぬかるみがありましたが夏靴でも歩けました。

写真のように木道や飛び石が置いてある場所は、靴を汚さず歩けますが、一部木道等ない場所もあるので

個人的には長靴をおすすめしたいです。

この先は日によってコンディションに差が出てきます。

雪が降って積もって、溶けて、また積もってを何度も繰り返して冬山になっていきます。

やはり防水性のあるハイカットの靴や長靴が望ましいです。

   

 

私は長靴で木道や飛び石を使って歩きましたが、こんな感じで汚れました。

 

 

■散策路内の状況

姿見マップはこちらをご覧ください。

・第一展望台~第三展望台

積雪やひどいぬかるみ等もなく、夏靴でも問題なく歩けます。

散策路の脇にわずかに雪が残っている程度です。

  

 

  

 

・第三展望台~姿見展望台

場所によってぬかるみ、水溜まりあり。飛び石や木道のない場所もあります。

日陰は雪が溶けずらいので、ほんのうっすら残っている場所もありましたが雪で滑る程ではありませんでした。

   

 

・姿見展望台~姿見駅

日陰に本当にさらっと雪と、ぬかるみが多いです。

一部非常に滑りやすい場所があり注意が必要です。

 

午前中は晴れており、旭岳が綺麗に見えていました。

紅葉は落葉して冬の始まりを感じます。

わずかに残ったシラタマノキ。

 

 

登山道を歩かれてる方もたくさんおられました。

 

8合目から上が、ぐっと積雪量が多いように見えました。

  

 

午前中はこんなに晴れていたのに、午後には真っ白になりました。

山の天気は急変するので本当に注意が必要です。

 

旭岳はもう冬山です。

経験、知識、装備なしに登山をするのは大変危険です。くれぐれも無理な登山はお控えください。

 

また道路状況も日々変化します。

上がってくる時に夏道でも、帰る時には降雪があり、夏タイヤで下りられない、という方も出てきます。

 

山も道路も降り始めのこの時期が一番事故に繋がりやすいです。

道路状況などもお気軽に旭岳ビジターセンターまでお問合せください。

無理せず安全に山を楽しみましょう。

旭岳ビジターセンターは環境省が設置し、東川町が管理運営を受託、大雪山国立公園に訪れる方々への情報提供を行っています。
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