雪が締まり歩きやすくなってきています。
旭岳ビジターセンターの周辺では、湿地でミズバショウやリュウキンカが咲き始め、夏鳥の数も増えてきました。
雪の上に四ッ葉のクローバーのような足あとがありました。

前後の足あとをたどると、エゾクロテンなどイタチ系の動物のようです。
ふつう、テンの仲間が駆けたあと下のようになります。


前足後足を瞬間的に踏みかえてジャンプし、たいてい前後の足あとがキレイに重なっています。
どうやら一瞬、足並みが乱れたようです。
旭岳温泉周辺の雪上では、他にウサギやキツネ、エゾリス、ネズミなどの足あとを見ることがあります。積雪期のエコツアーやしぜんかんさつ会では、足あとの見分け方も話題のひとつです。
融雪が進むこの時期は踏抜きにも十分ご注意ください。

特に人工物(側溝や、橋・木道の脇など)のところに大きな空洞が隠れていることがあります。
厳冬期に通れたところも↑のように危険な落とし穴が出来ていることがあります。