季節は春になり、日が伸びるとともに好天の日も増えてきます。
3/9はいい感じの降雪の翌日なだけに、スキーやスノーボードを楽しむ人が大勢いました。
駅入り口をくぐり、高さ3、40mで距離で150mほどの第一展望台までスノーシューなどで行ってみると、
ふだんから風で飛ばされ雪はほとんど着きませんが、日射で薄い雪も融けガンコウランやコケモモの葉が露わに。
スキーコースのBコース中間、”S字カーブ”に立つ”一本木”もあと数十センチで埋まりそうです。
12月のスキーコース開放の可否を判定する際にこの付近の積雪深を測りますが、
そのころは遠くからでも明瞭に見える木なのですが…。
高山帯から亜高山帯への最上部で周りのダケカンバはかん木サイズです。
しかし、S字からの急坂を下るとともに、ダケカンバのサイズは急成長↑。Bコースのボトムあたりではもう立派な”樹”です。
ここから少々登り返して、になりますが、一息ついて右の谷を見ると、湯気が上がっています。
のぞいてみると…
実はこのちいさな谷は熱い湯が沸く、一部の好事家には有名?な場所です。
(数年前にスノーシューで付近まで行ったときの写真がこの記事の一番下※にあります。)
気を取り直して、登り返すと、針葉樹も現れてきます。
アカエゾマツ↑が多いですが,,,
緑が淡いトドマツ↑↓の葉もポツポツと見えてきて…
かつて中間駅があったC/Dコース分岐付近の雪尺は「折れた?」説もありますが、
おそらく赤い竹ポールの内側どこかに埋没か?。今冬は継ぎ足しや修理はしない見込みとか…
雪尺とは逆側に振りかえると、ロープウェイが間近に下って行きます。
ここから下は”針広混交林”と、広葉樹も混じる森林ですが、
冬は針葉樹の大木が目立ち、また広々した湿原と森とが交互に現れてきます。
3/21の“のんびり滑って自然観察”のツアーが参加者募集中です。
要所要所で樹木や地形などの解説(と休憩)多めでゆっくり降りてきます。
募集人数はあと3人。お早めにお問合せください。
途中の湯沢や中間の雪尺はそのころ果たして…?
– – – – – – – –
(※) 上で触れた、湯の湧く谷、一昨年同時期のようすです。
“旭湯”とか”天女の湯”等、野湯愛好家には呼ばれているようです。